答えの単位で検算する:3つの手順
答えが出たら、提出する前に単位を確かめる。それだけで、取れるはずの問題を落とすミスの多くを防げます。
3つの手順
- 求めたい量の単位を確かめる
速さなら 、エネルギーなら 。わからなければ単位辞典で調べます。 - 答えの右辺に、それぞれの記号の単位を当てはめる
数字の係数(2、、π など)は単位をもたないので無視します。 - 比べる
一致しなければ、その答えは必ず間違いです。式のどこかを見直します。
例:落下の速さ
問題
高さ h から静かに落とした物体が、地面に着く直前の速さ v を求めよ。重力加速度の大きさを g とする。
答え
求めたい速さ v の単位は 。右辺に単位を当てはめると、
[] × 不一致
は と一致しません。v² を求めたところで止まり、√ を付け忘れていたことに気づけます。
気をつけるポイント
- 足し算・引き算は、項ごとに単位がそろう: なら、v₀t も もどちらも m。単位の違うものは足せません。
- sin・cos・指数関数・log の中身は単位をもたない:sin(ωt) なら ωt に単位が残っていてはいけません。
- 単位が合っても、正しいとは限らない: の付け忘れや sin と cos の取り違えは見つけられません。 よくあるミスの「見抜けない例」も見ておきましょう。