よくあるミスと、答えの単位での見つけ方
試験でよく見る間違いを、問題のテーマごとに集めました。解き終わったら、同じテーマのミスを見直してから答えを書く習慣をつけましょう。
テーマから探す
力学
熱・気体
電磁気
波・光・量子
コイル・電磁誘導
巻き数 N(単位なし)と単位長さあたりの巻き数 n()、磁束 Φ(Wb)と磁束密度 B(T)を取り違えやすいテーマです。、、 の3つを覚えておくと、検算がぐっと速くなります。
コンデンサー
、エネルギーは (J)。CV は電荷(C)なのでエネルギーではありません。ε₀ の単位は なので、容量 F を作るには長さを1つかける必要があります。時定数 RC は秒になります。
電場・電位・ガウスの法則
電場は 、電位は V で、r の次数が1つ違います。点電荷の電場は r²、直線電荷は r、平面電荷は r によらない。電荷が「長さあたり」「面積あたり」になるたびに、r の次数が1つずつ下がります。
電流と磁場・ホール効果
平行電流の公式 は「長さあたりの力」()です。ホール効果では、電流密度を出すときに割る断面積(幅 × 厚さ)の取り違えに注意しましょう。
電場・磁場中の荷電粒子
円運動の半径 は m、周期 は s、 は (角振動数)です。電圧で加速した粒子のエネルギー qV は J なので、速さにするには √ が必要です。
直流回路
電力は 。どの形でも単位は W になるはずなので、R をかけるか割るか迷ったら単位で確かめましょう。
単振動・振り子
周期 T(s)と角振動数 ω()は逆数の関係。 や は ω の形で、周期はその逆数に 2π をかけたものです。微分すると ω がかけ算で前に出てきます。
円運動・剛体の回転
向心加速度 、回転の運動エネルギー 。直線運動の式と「m → I、v → ω」と対応させると、2乗の付け忘れを防げます。
落下・放物運動・抵抗力
等加速度運動の距離は のように項ごとに m になるはず。抵抗力の比例定数は kv 型と kv² 型で単位が違う( と )ので、終端速度の式も区別できます。
力学的エネルギー・斜面
エネルギーは 。運動量 mv()と混ざると単位が合わなくなります。一方で の付け忘れや sin・cos の取り違えは単位では見つからないので、極端な場合を考えて確かめます。
波・光・原子
弦の波の速さ は「強く張るほど速く、重いほど遅い」。光子のエネルギー では、波長は割ります。
熱・気体
pV の単位は J。状態方程式 pV = nRT を変形するときは、両辺の単位がそろうかで分子・分母を確かめましょう。モル比熱と気体定数は同じ単位()です。