電磁気中学理科で出てくる
電気抵抗の単位 オーム(Ω) の意味|基本単位で表すと
次元 [M L² T⁻³ I⁻²]
検算のポイント
答えが電気抵抗なら、右辺の単位は (= ) になっているはず。ならなければ、どこかが間違っています。
このページでわかること
- 電気抵抗を言葉でどう言い表すか
- その言葉を単位に置き換えると、なぜ Ω になるのか
- Ω のいろいろな書き方と、その根拠になる公式
電気抵抗とは? 言葉で意味をつかむ
電気抵抗とは 電流の流れにくさ。1 A 流すのに必要な電圧。
言葉の式
電気抵抗 = かけた電圧 ÷ 流れた電流
言葉の式に出てくるそれぞれの言葉は、すでに単位がわかっている量です。言葉を単位に置き換えてみましょう。
[電気抵抗]
オーム(Ω)は、この組み合わせ に付けられた名前です。
1 V の電圧をかけたとき 1 A の電流が流れるときの抵抗が 1 Ω。
1 V の電圧をかけたとき 1 A の電流が流れるときの抵抗が 1 Ω。
基本単位までたどる
言葉の式に出てきた量も、さらに言葉の式で分解できます。速度 → 加速度 → 力 → エネルギー・仕事・熱量 → 電荷(電気量) → 電圧・電位 → 電気抵抗 の順にたどると、すべて基本単位(m・kg・s・A・K・mol・cd)だけで表せます。
前提:速度・加速度・力・エネルギー・仕事・熱量・電荷(電気量)の単位(知っていれば飛ばしてOK)
Ω の別の書き方
同じ量でも、使う公式によって単位の見え方が変わります。どれも基本単位にすると一致します。
| 書き方 | 根拠になる公式 |
|---|---|
| オームの法則 | |
| ジュール熱(抵抗での消費電力) | |
| コンダクタンス | |
| RC回路の時定数 | |
| RL回路の時定数 |
電気抵抗が出てくる公式
まとめ
- 電気抵抗とは、電流の流れにくさ。1 A 流すのに必要な電圧。
- 言葉の式 電気抵抗 = かけた電圧 ÷ 流れた電流 を単位に置き換えると 。
- 基本単位だけで書くと 。
練習問題:分子と分母を見きわめる
問題文には単位が書いてあります。計算はしなくてかまいません。どの単位が分子(上)に、どの単位が分母(下)に来るかだけを考えて選んでください。
問1電気抵抗は「かけた電圧 ÷ 流れた電流」で求められます。「かけた電圧」[]、「流れた電流」[] のとき、電気抵抗の単位はどれ?
答えと解説
正解:D
かける量(かけた電圧)の単位が分子、割る量(流れた電流)の単位が分母に来ます。まとめると = 。
問2ジュール熱(抵抗での消費電力) を使います。P 「仕事率・電力」[]、I 「電流」[] のとき、電気抵抗 R の単位はどれ?
答えと解説
正解:C
式を R について解くと 。分子・分母にそれぞれの単位を入れると = 。
問3電気抵抗 = かけた電圧 ÷ 流れた電流 です。「電気抵抗」[]、「流れた電流」[] のとき、「かけた電圧」の単位はどれ?
答えと解説
正解:B
言葉の式を「かけた電圧」について解き直すと「かけた電圧 = 電気抵抗 × 流れた電流」。単位を入れると = 。