放射線・化学大学の物理で出てくる

触媒活性の単位 カタール(kat) の意味|基本単位で表すと mols

kat=mols
次元 [T⁻¹ N]
検算のポイント

答えが触媒活性なら、右辺の単位は kat(= mols) になっているはず。ならなければ、どこかが間違っています。

このページでわかること
  • 触媒活性を言葉でどう言い表すか
  • その言葉を単位に置き換えると、なぜ kat になるのか

触媒活性とは? 言葉で意味をつかむ

触媒活性とは 触媒が1秒あたりに変化させる物質量。

言葉の式
触媒活性 = 変化した物質量 ÷ かかった時間

言葉の式に出てくるそれぞれの言葉は、すでに単位がわかっている量です。言葉を単位に置き換えてみましょう。

言葉何の量か単位
変化した物質量物質量mol
かかった時間時間s
[触媒活性] =mol÷s
   =mols
   =kat
カタール(kat)は、この組み合わせ mols に付けられた名前です。
1秒あたりに 1 mol の物質を変化させる触媒の活性が 1 kat。

触媒活性が出てくる公式

まとめ
  • 触媒活性とは、触媒が1秒あたりに変化させる物質量。
  • 言葉の式 触媒活性 = 変化した物質量 ÷ かかった時間 を単位に置き換えると mols。
  • 基本単位だけで書くと mols。

練習問題:分子と分母を見きわめる

問題文には単位が書いてあります。計算はしなくてかまいません。どの単位が分子(上)に、どの単位が分母(下)に来るかだけを考えて選んでください。

問1触媒活性は「変化した物質量 ÷ かかった時間」で求められます。「変化した物質量」[mol]、「かかった時間」[s] のとき、触媒活性の単位はどれ?

答えと解説

正解:D mols

かける量(変化した物質量)の単位が分子、割る量(かかった時間)の単位が分母に来ます。まとめると mols = kat。

問2触媒活性 = 変化した物質量 ÷ かかった時間 です。「触媒活性」[kat]、「かかった時間」[s] のとき、「変化した物質量」の単位はどれ?

答えと解説

正解:A kat·s

言葉の式を「変化した物質量」について解き直すと「変化した物質量 = 触媒活性 × かかった時間」。単位を入れると kat·s = mol。

問3触媒活性 = 変化した物質量 ÷ かかった時間 です。「触媒活性」[kat]、「変化した物質量」[mol] のとき、「かかった時間」の単位はどれ?

答えと解説

正解:A molkat

言葉の式を「かかった時間」について解き直すと「かかった時間 = 変化した物質量 ÷ 触媒活性」。単位を入れると molkat = s。