力学

単振り子の周期で l と g を逆にする

問題

長さ l の糸におもりをつけた単振り子が小さく振動している。周期 T を求めよ。重力加速度の大きさを g とする。

ありがちな答えT=2πgl

答えの単位で検算する

手順1 求めたい量の単位を確かめる

求めたいのは時間 T。単位は s。

使える量の単位:

手順2 答えの右辺に単位を当てはめる

数字の係数(2、12、π など)は単位をもたないので無視します。

[gl] =ms2m=1s2=1s × 不一致
手順3 比べる

求めたい量は s なのに、答えの単位が合いません。この答えはどこかが間違っています。

どこで間違えやすいか

ばね振り子の mk の形だけを覚えていて、どちらが分子か迷った。

正しい答え

正しい答えT=2πlg
[lg] =mms2=s2=s ○ 一致

単位が s になり、求めたい量と一致しました。

単位が合っても、答えが正しいとは限りません(係数や sin・cos の間違いは見つけられません)。ただ、単位が合わなければ必ず間違いなので、見直す場所を絞り込めます。

単振動・振り子のほかのミス

単振動・振り子の検算のコツ

周期 T(s)と角振動数 ω(1s)は逆数の関係。km や gl は ω の形で、周期はその逆数に 2π をかけたものです。微分すると ω がかけ算で前に出てきます。

→ 単振動・振り子のミスをまとめて見る

→ 時間の単位の意味を調べる → 検算のやり方