熱容量の単位 の意味|基本単位で表すと
答えが熱容量なら、右辺の単位は (= ) になっているはず。ならなければ、どこかが間違っています。
- 熱容量を言葉でどう言い表すか
- その言葉を単位に置き換えると、なぜ になるのか
熱容量とは? 言葉で意味をつかむ
熱容量とは 物体の温度を 1 K 上げるのに必要な熱量。
言葉の式に出てくるそれぞれの言葉は、すでに単位がわかっている量です。言葉を単位に置き換えてみましょう。
| 言葉 | 何の量か | 単位 |
|---|---|---|
| 加えた熱量 | エネルギー・仕事・熱量 | |
| 上がった温度 | 温度(熱力学温度) |
言葉の通りに単位を並べるだけで、 が出てきました。
基本単位までたどる
言葉の式に出てきた量も、さらに言葉の式で分解できます。速度 → 加速度 → 力 → エネルギー・仕事・熱量 → 熱容量 の順にたどると、すべて基本単位(m・kg・s・A・K・mol・cd)だけで表せます。
前提:速度・加速度・力・エネルギー・仕事・熱量の単位(知っていれば飛ばしてOK)
よくある間違い:同じ単位でも別の量
次の量は 熱容量 と次元 [M L² T⁻² Θ⁻¹] が同じです。単位が一致しても意味が違うことがあるので、検算のときは「何を表す量か」も確かめましょう。
熱容量が出てくる公式
- 熱容量:
- 熱容量とは、物体の温度を 1 K 上げるのに必要な熱量。
- 言葉の式 熱容量 = 加えた熱量 ÷ 上がった温度 を単位に置き換えると 。
- 基本単位だけで書くと 。
練習問題:分子と分母を見きわめる
問題文には単位が書いてあります。計算はしなくてかまいません。どの単位が分子(上)に、どの単位が分母(下)に来るかだけを考えて選んでください。
問1熱容量は「加えた熱量 ÷ 上がった温度」で求められます。「加えた熱量」[]、「上がった温度」[] のとき、熱容量の単位はどれ?
答えと解説
正解:A
かける量(加えた熱量)の単位が分子、割る量(上がった温度)の単位が分母に来ます。まとめると 。
問2熱容量 = 加えた熱量 ÷ 上がった温度 です。「熱容量」[]、「上がった温度」[] のとき、「加えた熱量」の単位はどれ?
答えと解説
正解:A
言葉の式を「加えた熱量」について解き直すと「加えた熱量 = 熱容量 × 上がった温度」。単位を入れると = 。
問3熱容量 = 加えた熱量 ÷ 上がった温度 です。「熱容量」[]、「加えた熱量」[] のとき、「上がった温度」の単位はどれ?
答えと解説
正解:C
言葉の式を「上がった温度」について解き直すと「上がった温度 = 加えた熱量 ÷ 熱容量」。単位を入れると = 。