放射線・化学高校物理・化学で出てくる

放射能の単位 ベクレル(Bq) の意味|基本単位で表すと 1s

Bq=1s
次元 [T⁻¹]
検算のポイント

答えが放射能なら、右辺の単位は Bq(= 1s) になっているはず。ならなければ、どこかが間違っています。

このページでわかること
  • 放射能を言葉でどう言い表すか
  • その言葉を単位に置き換えると、なぜ Bq になるのか

放射能とは? 言葉で意味をつかむ

放射能とは 1秒あたりに崩壊する原子核の数。

言葉の式
放射能 = 崩壊した原子核の数 ÷ かかった時間

言葉の式に出てくるそれぞれの言葉は、すでに単位がわかっている量です。言葉を単位に置き換えてみましょう。

言葉何の量か単位
崩壊した原子核の数個数・無次元数1(無次元)
かかった時間時間s
[放射能] =1÷s
   =1s
   =Bq
ベクレル(Bq)は、この組み合わせ 1s に付けられた名前です。
1秒あたりに1個の原子核が崩壊するときの放射能が 1 Bq。

よくある間違い:同じ単位でも別の量

次の量は 放射能 と次元 [T⁻¹] が同じです。単位が一致しても意味が違うことがあるので、検算のときは「何を表す量か」も確かめましょう。

放射能が出てくる公式

まとめ
  • 放射能とは、1秒あたりに崩壊する原子核の数。
  • 言葉の式 放射能 = 崩壊した原子核の数 ÷ かかった時間 を単位に置き換えると 1s。
  • 基本単位だけで書くと 1s。

練習問題:分子と分母を見きわめる

問題文には単位が書いてあります。計算はしなくてかまいません。どの単位が分子(上)に、どの単位が分母(下)に来るかだけを考えて選んでください。

問1放射能は「崩壊した原子核の数 ÷ かかった時間」で求められます。「崩壊した原子核の数」[単位なし]、「かかった時間」[s] のとき、放射能の単位はどれ?

答えと解説

正解:C 1s

分子に来る単位はなく(1)、割る量(かかった時間)の単位が分母に来ます。まとめると 1s = Bq。

問2放射能 = 崩壊した原子核の数 ÷ かかった時間 です。「放射能」[Bq] のとき、「かかった時間」の単位はどれ?

答えと解説

正解:B 1Bq

言葉の式を「かかった時間」について解き直すと「かかった時間 = 崩壊した原子核の数 ÷ 放射能」。単位を入れると 1Bq = s。

問3放射能 = 崩壊した原子核の数 ÷ かかった時間 です。「放射能」[Bq]、「かかった時間」[s] のとき、「崩壊した原子核の数」の単位はどれ?

答えと解説

正解:D Bq·s

言葉の式を「崩壊した原子核の数」について解き直すと「崩壊した原子核の数 = 放射能 × かかった時間」。単位を入れると Bq·s = 1。