熱伝導率の単位 の意味|基本単位で表すと
答えが熱伝導率なら、右辺の単位は (= ) になっているはず。ならなければ、どこかが間違っています。
- 熱伝導率を言葉でどう言い表すか
- その言葉を単位に置き換えると、なぜ になるのか
熱伝導率とは? 言葉で意味をつかむ
熱伝導率とは 物質の熱の伝えやすさ。厚さ 1 m・面積 1 m²・温度差 1 K のとき、1秒あたりに伝わる熱。
言葉の式に出てくるそれぞれの言葉は、すでに単位がわかっている量です。言葉を単位に置き換えてみましょう。
言葉の通りに単位を並べるだけで、 が出てきました。
基本単位までたどる
言葉の式に出てきた量も、さらに言葉の式で分解できます。速度 → 加速度 → 力 → エネルギー・仕事・熱量 → 仕事率・電力 → 面積 → 熱伝導率 の順にたどると、すべて基本単位(m・kg・s・A・K・mol・cd)だけで表せます。
前提:速度・加速度・力・エネルギー・仕事・熱量・仕事率・電力・面積の単位(知っていれば飛ばしてOK)
熱伝導率が出てくる公式
- 熱伝導率とは、物質の熱の伝えやすさ。厚さ 1 m・面積 1 m²・温度差 1 K のとき、1秒あたりに伝わる熱。
- 言葉の式 熱伝導率 = 1秒あたりに伝わる熱 × 板の厚さ ÷ 板の面積 ÷ 両面の温度差 を単位に置き換えると 。
- 基本単位だけで書くと 。
練習問題:分子と分母を見きわめる
問題文には単位が書いてあります。計算はしなくてかまいません。どの単位が分子(上)に、どの単位が分母(下)に来るかだけを考えて選んでください。
問1熱伝導率は「1秒あたりに伝わる熱 × 板の厚さ ÷ 板の面積 ÷ 両面の温度差」で求められます。「1秒あたりに伝わる熱」[]、「板の厚さ」[]、「板の面積」[]、「両面の温度差」[] のとき、熱伝導率の単位はどれ?
答えと解説
正解:D
かける量(1秒あたりに伝わる熱・板の厚さ)の単位が分子、割る量(板の面積・両面の温度差)の単位が分母に来ます。まとめると = 。
問2熱伝導率 = 1秒あたりに伝わる熱 × 板の厚さ ÷ 板の面積 ÷ 両面の温度差 です。「熱伝導率」[]、「板の厚さ」[]、「板の面積」[]、「両面の温度差」[] のとき、「1秒あたりに伝わる熱」の単位はどれ?
答えと解説
正解:D
言葉の式を「1秒あたりに伝わる熱」について解き直すと「1秒あたりに伝わる熱 = 熱伝導率 × 板の面積 × 両面の温度差 ÷ 板の厚さ」。単位を入れると = 。
問3熱伝導率 = 1秒あたりに伝わる熱 × 板の厚さ ÷ 板の面積 ÷ 両面の温度差 です。「熱伝導率」[]、「1秒あたりに伝わる熱」[]、「板の面積」[]、「両面の温度差」[] のとき、「板の厚さ」の単位はどれ?
答えと解説
正解:A
言葉の式を「板の厚さ」について解き直すと「板の厚さ = 熱伝導率 × 板の面積 × 両面の温度差 ÷ 1秒あたりに伝わる熱」。単位を入れると = 。