気体定数の単位 の意味|基本単位で表すと
答えが気体定数なら、右辺の単位は (= ) になっているはず。ならなければ、どこかが間違っています。
- 気体定数を言葉でどう言い表すか
- その言葉を単位に置き換えると、なぜ になるのか
気体定数とは? 言葉で意味をつかむ
気体定数とは 理想気体の圧力・体積・物質量・温度を結びつける定数。
言葉の式に出てくるそれぞれの言葉は、すでに単位がわかっている量です。言葉を単位に置き換えてみましょう。
言葉の通りに単位を並べるだけで、 が出てきました。
基本単位までたどる
言葉の式に出てきた量も、さらに言葉の式で分解できます。速度 → 加速度 → 力 → 面積 → 圧力 → 体積 → 気体定数 の順にたどると、すべて基本単位(m・kg・s・A・K・mol・cd)だけで表せます。
前提:速度・加速度・力・面積・体積の単位(知っていれば飛ばしてOK)
よくある間違い:同じ単位でも別の量
次の量は 気体定数 と次元 [M L² T⁻² Θ⁻¹ N⁻¹] が同じです。単位が一致しても意味が違うことがあるので、検算のときは「何を表す量か」も確かめましょう。
- モル比熱()— 物質 1 mol の温度を 1 K 上げるのに必要な熱量。
気体定数が出てくる公式
- 気体定数とは、理想気体の圧力・体積・物質量・温度を結びつける定数。
- 言葉の式 気体定数 = 気体の圧力 × 気体の体積 ÷ 物質量 ÷ 温度 を単位に置き換えると 。
- 基本単位だけで書くと 。
練習問題:分子と分母を見きわめる
問題文には単位が書いてあります。計算はしなくてかまいません。どの単位が分子(上)に、どの単位が分母(下)に来るかだけを考えて選んでください。
問1気体定数は「気体の圧力 × 気体の体積 ÷ 物質量 ÷ 温度」で求められます。「気体の圧力」[]、「気体の体積」[]、「物質量」[]、「温度」[] のとき、気体定数の単位はどれ?
答えと解説
正解:B
かける量(気体の圧力・気体の体積)の単位が分子、割る量(物質量・温度)の単位が分母に来ます。まとめると = 。
問2気体定数とボルツマン定数 を使います。 「アボガドロ定数」[]、 「ボルツマン定数」[] のとき、気体定数 R の単位はどれ?
答えと解説
正解:A
式を R について解くと 。分子・分母にそれぞれの単位を入れると = 。
問3気体定数 = 気体の圧力 × 気体の体積 ÷ 物質量 ÷ 温度 です。「気体定数」[]、「気体の体積」[]、「物質量」[]、「温度」[] のとき、「気体の圧力」の単位はどれ?
答えと解説
正解:A
言葉の式を「気体の圧力」について解き直すと「気体の圧力 = 気体定数 × 物質量 × 温度 ÷ 気体の体積」。単位を入れると = = 。